【中国時報】中台間に海底ケーブル 初設置、年明け供用開始


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 中台間を結ぶ海底ケーブル敷設の起工式が6日、福州市で行われた。台湾北端の淡水と福建省福州市を結ぶもので、直接中台間にケーブルが設置されるのは初めて。

供用が開始されれば、通信の質の向上や電話料金の値下げなどが可能となる。
 ケーブルの名称は「海峡光ケーブル1号」。全長270キロで、海底部分は205キロ。中台の通信などは実現して長いが、中台を直接結ぶケーブルがなかったため、香港を経由しなければならず、通信の質や通話料金の高さが問題となっていた。
 福州市で行われた起工式には、中国移動や中国電信、台湾遠伝(えんでん)、台湾中華電信など、今回の敷設工事に投資した中台の通信会社が参加。ことし12月末の完成予定で、年明けの供用開始を予定している。