親子で手打ち麺に挑戦 北中城・島袋小3年生


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こねた生地を引き伸ばし、細切りにして麺にする参加者ら=3日、北中城村立島袋小学校

 【北中城】親子で沖縄そばの手打ち麺を楽しんでもらおうと、北中城村立島袋小学校で3日、親子手打ち沖縄そば体験教室が開催された。

同校3年の児童や保護者ら約130人が参加し、沖縄生麺協同組合が作り方を指導した。
 小麦粉に食塩やかんすい、水を入れて混ぜてこね、しばらく寝かせて生地を引き伸ばし、細く切って麺にするまでの過程に挑戦した。児童のみならず、保護者も真剣な表情で取り組んでいた。出来上がった麺はおいしく試食した。
 同校3年の瑞慶覧史希君(9)は「麺を作ったのは初めて。家でも挑戦したい」と語った。指導に当たった同組合の砂川純宣さんは「機械での製麺が中心になったが、やはり手打ちにはかなわない。手打ち麺の良さや沖縄そばの伝統を知ってほしい」と話した。