電波の利用法学ぶ 嘉手納小、ラジオ作りにも挑戦


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組み立てたラジオに耳を寄せて音を聞く児童(左)=10月26日、嘉手納小学校

 【嘉手納】県電波適正利用推進員協議会と総務省沖縄総合通信事務所は10月26日、嘉手納小学校で電波の性質や正しい利用の仕方などを学ぶ「電波教室」を開いた。

6年生約100人がテレビ放送や携帯電話などに使われる身近な電波について実験を交えて説明を受けた後、制作キットを組み立ててラジオを作った。
 実験では、電波を発する機械に蛍光灯を近づけると光ったり消えたりした。児童らは推進員らの指導を受けながら慎重に電子回路の部品を組み合わせた。完成すると児童らは教室の窓際でラジオに耳を寄せていた。
 新崎ひまりさん(12)は「電波に電球を近づけると電気がついたのがすごかった」と話した。城間菜月さん(12)は「初めてラジオを作ったが、簡単だった」と笑顔だった。