【中国時報】台中の学生、溝大きく 恋愛観から政治意識まで


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 台湾から中国の大学に“留学”する学生も少なくない昨今。社会的な背景の違いもあり、恋愛観から政治意識まで、まだまだ文化の溝は大きく「言葉は通じるが、相互理解は簡単ではない」と頭を抱える台湾人留学生は少なくない。

 ある留学生によると、男女で出掛ける際、全ての費用を男性が負担する慣習にびっくり。クラス全体で食事会をする際、台湾では割り勘が当たり前だが、中国では男子学生が先を争って支払い、結局全員分を5、6人が負担することもあった。
 他の留学生によると、中国人学生はほとんどが一人っ子のため、権利意識が強く、勝ち気で他の人と協力しない傾向がある。しかし、いったん友人になれば、卒業後の会社設立の際、多額の資金を快く投資してくれるなど、おおらかな一面もあるそうだ。