オスプレイ、住宅地でヘリ飛行


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
那覇市から浦添市の上空を通過するオスプレイ=19日午後2時44分(那覇市天久の琉球新報社から撮影)

 在沖米海兵隊のオスプレイは19日、3機が飛行訓練し、那覇市や浦添市など人口密集地の上空をヘリモードに近い状態で飛行しているのが確認された。

日米合同委員会の合意では、住宅地上空のヘリモードや転換モードでの飛行が制限されているが、訓練で合意に違反する飛行が続いている。
 3機は正午を挟んで普天間飛行場を離陸。1機は金武町の米軍キャンプ・ハンセンの施設内で離着陸し、同町上空をヘリモードで旋回。その後、宜野座村側の着陸帯で旋回を繰り返した。
 午後2時半以降は、複数の機体が浦添市や那覇市上空を通過。県庁や那覇新都心の上空では、騒音が増加するヘリモードに近い状態で飛行しているのが確認された。3機はその後、午後2時46分以降から午後3時にかけて、同飛行場付近をヘリモードで飛行しながら着陸した。