親子の絆深めた太刀魚


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 子供の頃は、キス釣りからパヤオのマグロ釣りまで連れていったが、中学生になると部活等で次第に釣りに行く機会がなくなっていた息子が、社会人になって再び釣りに興味を持ち始めた。そんな息子から今の時期、確実に釣れて、おいしい魚を教えてと質問されたので、キスとシガヤーダコと太刀魚と答えると、早速11月13日に親子2人で太刀魚釣りに出掛けた。

 ポイントは通称泡瀬の水路で、満潮から潮が下げ、水路沿いの敷石が現れる時間から最干潮までが太刀魚が釣れる時間帯。キビナゴを使った太刀魚仕掛けをしばらく投げていると、70センチぐらいの太刀魚がヒットしたのを皮切りに、70~80センチの太刀魚が次々にヒットし、その日の夕食を飾り、親子の絆も深まった。

 11月17、18日の2日間、MFG沖縄のチヌ釣り大会が開催された。これは28センチ以上5匹までの総重量を競うもので、90人が参加し熱き戦いが展開された。新垣兄弟が1位、2位の栄冠を手にし、MFGカップチヌ決勝大会への出場権を手に入れた。

▽1位=新垣享栄(4.22キロ)
▽2位=新垣孝栄(2.65キロ)
▽3位=田原雄次(2.26キロ)(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

11月13日、泡瀬水路で80センチの太刀魚を釣った仲栄真亮さん
11月12日、名護海岸で42センチのカーエーを釣った照屋修さん
11月18日、MFG沖縄のチヌ釣り大会に参加した皆さん
11月18日、泡瀬海岸で63.5センチ、1.41キロのリュウキュウイケガツオを釣った崎原るいき君
11月10日、石垣島観音堂で38センチのカースビーを釣った下里翔大君
11月12日、北谷海岸で41センチ、1.17キロのミナミクロダイを釣った仲間泰久さん
11月11日、糸満海岸で49センチ、1.8キロのシルイユーを釣った具志りゅうき君、まなむ君
11月13日、砂辺海岸で47.3センチ、1.8キロのチヌを釣った山城広和さん
11月18日、安謝で67.7センチ、6キロのマクブを釣った金城善彦さん
11月14日、与那国避難港でナミフエダイを釣った赤嶺英三郎さん