全国の絵手紙贈る 友の会が美原小に


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沖縄絵手紙友の会の桑江良憲会長(後列右から2人目)から絵手紙を贈呈された沖縄市立美原小学校の児童たち=14日、沖縄市の同小

 【沖縄】沖縄絵手紙友の会(桑江良憲会長)は、沖縄の日本復帰40周年を記念して全国から同会に寄せられた絵手紙900点を県内の学校や少年院などに贈呈している。

第1弾として14日、沖縄市立美原小学校(粟国典子校長)に約110点を贈った。絵手紙には徳島の鳴門や岡山のモモなど各地の名物が温かいタッチで描かれており、桑江会長は「日本にはいろいろな場所があることを絵手紙を通して知ってほしい」と話した。
 贈呈された絵手紙は校内に展示する。絵手紙を見た大工廻亮君(6年)は「カラフルで、きれいなものがたくさんあった。みんな自分の地方をアピールしてすごい。自分が描くならば、美原小の校舎やウサギを描きたい」と話した。
 桑江会長は「文字と絵を使えば思いが伝わる。おじいちゃんやおばあちゃんにゴーヤーをもらったら、ゴーヤーを描いた絵手紙でお礼するととても喜ぶはずだ。全国から寄せられた絵手紙にも返信してほしい」と話した。