<夢空間へようこそ・木下大サーカス沖縄公演>2/猛獣ショー


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訓練してきた芸を披露するライオン=10月、埼玉県川口市(桑原晶子撮影)

ライオンの個性見つけて
 観客たちの多くが目当てにしているのがライオンが登場する猛獣ショー。「ライオンがじっとしていた」と感嘆の声を上げる。

 白く輝く毛並みが美しいホワイトライオンを含む8頭が、それぞれ所定の台に座り、調教師のジョン・イリグさん(50)の合図を待つ。
 目立つのがホワイトライオンのフェロー君。樽に乗ってバランスを取ったり、ごろんと寝転がったりと芸も豊富だ。イリグさんは「頭が良く、自分に自信がある」と紹介する。そのほか、ジャンプを披露したり、後ろ足で立ったりとライオンたちは観客を驚かせる。
 ライオンたちが観客の前で芸を披露できるまでには約2年かかるという。「みんな性格が違うので、その特徴を生かすように訓練している。一頭一頭の個性を見つけてほしい」と話した。
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 「木下大サーカス沖縄公演」は12月1日(土)~2月3日(日)。問い合わせは琉球新報社事業局内・木下大サーカス事務局(電話)098(869)5311。