<夢空間へようこそ・木下大サーカス沖縄公演>4/アメリカンクラウンズ


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息の合ったジャグリングを見せる、ジェシーさん(前)とグレッグさん=10月、埼玉県川口市(桑原晶子撮影)

観客と笑いで一つに
 サーカスに欠かせないのがクラウン(ピエロ)。次の演目を準備している間に登場し、観客を楽しませる大切な役割だ。木下大サーカスではジェシーさん(32)とグレッグさん(39)の「アメリカンクラウンズ」がギャグを見せる。時には観客をステージに引っ張り出して、一緒に芸をつくりあげる。

 グレッグさんは「笑いが起こり、観客の顔がぱっと明るくなる。観客とつながった瞬間、やってて良かったと思う」と話す。ジェシーさんも「サーカスは、芸術やスポーツなど、自分の好きなものが一つに詰まっている。自分に合っている」とクラウンの仕事に誇りを持っている。
 2人が組んでから1年足らずだが、息はぴったり。常に観客の反応を見ながら、そこの地域、年齢層に合ったものを披露しようと心掛けている。
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 「木下大サーカス沖縄公演」は12月1日(土)~2月3日(日)。問い合わせは琉球新報社事業局内・木下大サーカス事務局(電話)098(869)5311。