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<夢空間へようこそ・木下大サーカス沖縄公演>5/七丁いす

積み重なった七つのいすの上で美しい倒立を披露する「七丁いす」=10月、埼玉県川口市(桑原晶子撮影)

息をのむ頂点での倒立
 スポットライトに浮かび上がる小さな円形の台。いす一つと、足が入る広さしかない。そこに上った演技者は、一つ一ついすを受け取って手際よく積み重ねる。
 木下大サーカスの伝統ある芸「七丁いす(セブンチェアーズ)」は「刑事コロンボ」のテーマソングに合わせ淡々と進む。

 積み重ねる途中でも倒立を披露する。いすが増えるごとに「まだいくのか」と言い、いすが揺れると不安そうに「あーっ」と声を上げる観客たち。
 七つ重ねたときの高さは10メートル近い。頂点でぴしっと倒立が決まると大きな拍手が湧く。
 「七丁いす」演技者の1人、狩野正志さん(33)は約1年前から披露。「やりたかった芸」だという。
 演技中に心掛けていることは「危なっかしくも、きれいに見せること」と明かした。
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 「木下大サーカス沖縄公演」は12月1日(土)~2月3日(日)。問い合わせは琉球新報社事業局内・木下大サーカス事務局(電話)098(869)5311。