米村幸政氏が死去 元県出納長 経済振興に尽力


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
米村幸政氏

 元県出納長で、県教育長、那覇商工会議所専務理事などを歴任し、沖縄の経済振興や教育行政の向上に尽くした米村幸政(よねむら・こうせい)氏が23日午前8時30分、前立腺がんのため、豊見城中央病院で死去した。82歳。

告別式は26日午後2時から3時、那覇市松山1の9の1、大典寺で。喪主は妻和子(かずこ)さん。
 米村氏は座間味村出身。1957年中央大法学部を卒業、同年琉球政府に入った。西銘順治知事時代に労働商工部長、総務部長、県教育長を務め、89年に県出納長に就任。退任後、91年に那覇商工会議所専務理事に就き、全県を網羅した県経済団体会議を立ち上げた。2002年に県都市モノレール延伸・利用促進協議会会長、04年から11年まで那覇市観光協会長を務めた。11年に県功労者表彰を受けた。