【中国時報】肥満率、台湾1位 日中韓など6カ国調査で


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 台湾政府衛生署(えいせいしょ)(厚労省)は15日、台湾人がアジアで最も肥満率が高いことを明らかにした。日本、シンガポール、韓国、タイ、中国など6カ国を対象に衛生署が独自に行った調査で分かった。

肥満が原因とされる生活習慣病などの医療費が政府の大きな負担になっていると指摘した。
 調査によると、台湾人の肥満率は男性が51・5%、女性が35・8%、児童が25%で、いずれもアジア最高。特に子どもの肥満率は、ニュージーランドやオーストラリア、英国、ドイツを抜いて高かった。
 肥満の原因としては運動不足が指摘されており、男性の68・5%、女性の79・3%が運動不足でアメリカやユーロ各国、日本を上回った。
 同署では週3回、1回30分の運動を市民に呼び掛けている。