S―1グランプリ、通事さん最優秀 独自の「琉球民謡」競う


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 【東京】「目指せ三線ソングライター」を合言葉に、琉球民謡にちなんだオリジナル曲を競う「S―1グランプリ2012」(実行委員会主催、ラジオ沖縄など後援)が25日、東京都内であり、最優秀賞に通事誠さんの「桜花」が輝いた。

 6回目を迎えたことしのコンテストには首都圏などで活動する11組が出場。沖縄民謡のほか、宮古、八重山、奄美の各民謡研究所代表が作詞、作曲、歌唱力、表現力の各項目を審査した。
 作詞賞は夢ンちゅの「夢んちゅ」、作曲賞はTHE FREESIAの「ころに」。特別賞は、ぱりぃくうだの「がんずううやき」。通事さんには沖縄旅行券が贈られ、来年3月にラジオ出演が予定されている。
 大会は沖縄・奄美音楽の活性化を目的にしたグループ「琉球音国」メンバーが開催。実行委員長の平安政基さんは「出身者のほか沖縄・奄美音楽好きのバンドが参加している」と紹介した。