新聞作りのこつ学ぶ 浦添・港川小で記者出前講座


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分かりやすい紙面作りのこつを熱心に聞く児童ら=26日、浦添市の港川小学校

 琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が26日、浦添市立港川小学校(崎濱秀一校長)で開かれ、4年生152人が参加した。

児童らは壁新聞作りに向け、読者に読んでもらえるレイアウトや見出しの付け方を学んだ。講師の志良堂仁ニュース編成センター副センター長は「新聞作りは料理と同じ。いい素材でも見せ方や読ませ方が良くないと台無しになる」と紙面編集の大切さを話した。
 志良堂副センター長は紙面作りに欠かせないレイアウトの仕事について「ニュース、紙面、見出しの三つを整理する仕事」と紹介。見出しについて、記事のタイトルではなく、一番伝えたいことを短く表現するものだと説明した。その上で「現場にいない人(読者)に何があったか伝えるつもりで書いてね」とポイントを教えた。
 参加した濱川小羽さん(9)は「習ったことを使って、次はレベルアップした新聞を作れそう」と声を弾ませた。
 講座の様子は移動編集車「りゅうちゃん号」で速報を印刷し、児童たちに配った。