<夢空間へようこそ・木下大サーカス沖縄公演>8/サファリスペクタクル


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「サファリスペクタクル」芸を披露するシマウマたち=10月、埼玉県(桑原晶子撮影)

観客に愛嬌振りまく
 シマウマ、キリンといった動物たちが登場する「サファリスペクタクル」。愛嬌たっぷりの動物たちに「かわいい」と声が飛ぶ。

 シマウマ4頭が、舞台をぐるぐると走り回り、調教師のアンドレア・ジュールさん(45)の合図で、ぴたっと止まってポーズを取る。芸を披露するのはケニア、ナイロビ、ダーバン、イムランの4頭。ケニアはナイロビの母親で、おとなしく優しい性格の親子だ。ダーバン、イムランは神経質だという。
 引き続き登場するキリンのマサイは推定16歳。約6メートルもある大きな姿が舞台奥から現れると、会場には大きなどよめきが上がる。マサイはアンドレアさんに引かれて悠々と歩き回り、舞台側の子どもたちからバナナをもらった。観客席によだれがかかることもあり、その臨場感も魅力だ。
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 「木下大サーカス沖縄公演」は12月1日(土)~2月3日(日)。問い合わせは琉球新報社事業局内・木下大サーカス事務局(電話)098(869)5311。