アートチームPA(新里龍太代表)によるアート展「第5回PA展」が27日から那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開催されている。入場無料。12月2日まで。
PAは、障がいの有無や性別などの差別なく、誰もが芸術に触れることのできる空間づくりを目指し2008年から活動を開始。1年に1度、県内外のゲストアーティストを招きアート展を開いている。
ことしは総勢16人が作品を出展。「車いすの目線」をテーマに撮影した「100センチメートルの世界」や、被災地岩手県の人々を撮った「手と手と岩手」など個性豊かな作品が並んでいる。新里代表は「差別や偏見なく芸術を楽しもうというメッセージを形にした。多くの人に来場してほしい」と呼び掛けた。
30日から12月2日は、午後1時からカッティングアートのワークショップが開かれる。