差別なく芸術楽しもう 来月2日まで那覇でPA展


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「PA展」への来場を呼び掛けるアートチームPAの新里龍太代表(右)とOh!Dayさん=29日、那覇市天久の県立博物館・美術館県民ギャラリー

 アートチームPA(新里龍太代表)によるアート展「第5回PA展」が27日から那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開催されている。入場無料。12月2日まで。

 PAは、障がいの有無や性別などの差別なく、誰もが芸術に触れることのできる空間づくりを目指し2008年から活動を開始。1年に1度、県内外のゲストアーティストを招きアート展を開いている。
 ことしは総勢16人が作品を出展。「車いすの目線」をテーマに撮影した「100センチメートルの世界」や、被災地岩手県の人々を撮った「手と手と岩手」など個性豊かな作品が並んでいる。新里代表は「差別や偏見なく芸術を楽しもうというメッセージを形にした。多くの人に来場してほしい」と呼び掛けた。
 30日から12月2日は、午後1時からカッティングアートのワークショップが開かれる。