男子・興南とコザ中心 新報旗争奪高校ハンド


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 ハンドボールの第29回琉球新報旗争奪九州高校選抜大会県予選(主催・県ハンドボール協会、琉球新報社)の組み合わせ抽選会と開会式が11月30日、沖縄市陸上競技場会議室で行われた。大会は15日に開幕。男子36校と女子29校が九州大会出場を目指して熱戦を繰り広げる。

抽選会後に行われた開会式で、同協会の金城幸信会長は「大会では持っている力を十分に発揮して優勝を目指してほしい」と選手らを激励。興南男子の黒島誠主将が「日ごろの練習成果を発揮して正々堂々と戦うことを誓う」と選手宣誓した。
 男子は県高校新人大会の決勝に進出した興南とコザを中心に優勝争いが繰り広げられる見通し。両校ともに選手層が厚く、経験豊かなプレーヤーを多く抱えており、今大会でも力を発揮しそうだ。このほか新人大会4強入りの具志川商と那覇西、力を伸ばしている球陽や浦添などにも注目が集まる。
 女子は那覇西が優勝争いの中心にいる。中学時代からのキャリアのある選手を抱え、高さと速さを持ち味に試合を優位に進める。新人大会で決勝進出したコザにも勢いがあり、優勝を狙える位置にいる。このほか、浦添商や陽明、浦添なども力があり、上位進出が期待される。
 大会は23日に八重瀬町東風平運動公園体育館で決勝が行われ、優勝と準優勝校は宮崎県で行われる九州大会に推薦される。

開会式で選手宣誓する興南男子の黒島誠主将=11月30日、沖縄市陸上競技場会議室
第29回琉球新報旗争奪九州高校選抜ハンドボール大会県予選 組み合わせ(クリックで拡大)