伝説の女性アングラー、復活


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 出産前まで、男性顔負けに大物を釣る女性アングラーとして、ルアーマンの間で憧れの的だった林ルミ子さんが、再びマスコミの前でその腕前を見せつけた。

 11月28日、来年1月19日に行われる「宜野湾市長杯ビッグフィッシングトーナメント2013」のプレ取材で、全国誌「釣り人社」が訪れた際に、ヨセミヤ5号に乗船した林さん。午前中は糸満沖のパヤオでジギング。食い渋るマグロに苦戦する男性アングラーを尻目にマグロを釣り上げた。

 午後は慶良間の南側でカンパチを狙ってジギング。午後0時56分に彼女のルアーに超大物がヒットした。ものすごい勢いで、リールからラインが引き出されスプールに巻かれたラインが見る見る細くなっていく。そこで森山船長が魚を追ってアシスト。一進一退のファイトは延々50分にも及び、海面に浮いたのは150キロのサメ。ターゲットではなかったが、その見事なファイトぶりに同船者や取材陣から称賛の声が上がった。

 来年1月19日、宜野湾マリーナを会場に開催される「宜野湾市長杯ビッグフィッシングトーナメント2013」は、今回は各自でチャーターボートを手配し、パヤオ部門とパヤオ以外の部門に分けて5キロ以上の魚の重量で競われる。詳しくはオキナワビッグフィッシングトーナメント大会事務局。(電話)098(866)6494(平日午前10時~午後5時)。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

11月28日、糸満沖のパヤオで3キロのキハダマグロを釣った林ルミ子さん
来年1月19日に開催される宜野湾市長杯ビッグフィッシングトーナメント2013のポスター
11月20日、佐敷海岸でワタリガニを釣った渡嘉敷湊さん
11月25日、うるま市石川公園を会場に行われた第2回GFGファミリー釣り大会に参加した皆さん
11月27日、伊平屋島で68センチ、5キロのタマンを釣った真栄田孝さん
11月24日、那覇一文字で64.4センチ、4.44キロのチヌマンを釣った小波津基さん
11月24日、糸満釣り筏で47センチ、2.24キロのガラサーミーバイを釣った小松岩夫さん
11月25日、浜比嘉島で57.6センチ、2.62キロのタマンを釣った瀬良垣守輝さん
11月25日、那覇一文字で45.5センチ、1.56キロのオキナメジナを釣った砂川司さん
12月1日、海邦公園で45.8センチ、1.6キロのチンシラーを釣った照屋利樹さん