小4に少人数学級検討 教育長、県議会で答弁


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 大城浩県教育長は、5日の県議会11月定例会代表質問の答弁で、2013年度から県内の小学校4年生への少人数学級導入を検討していることを明らかにした。

末松文信氏(自民)と新里米吉氏(社民護憲)への答弁。県教育庁内にある少人数学級の在り方検討委員会で予算などを検討しているという。県内では、すでに小学校1・2年生で30人、同3年生で35人の少人数学級が実施されている。
 県教育庁義務教育課によると、少人数学級の拡充は、10年に文部科学省が発表した教職員定数改善計画の一環で、同計画は小学校1年~中学校3年生まで、少人数学級の実施を目指している。
 大城教育長は答弁で「少人数学級の拡充について、市町村教育委員会の意向、国の動向など踏まえ、引き続き研究していきたい」と話した。