PAC3 県内搬入完了 


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本島配備基地へ向け港を出発するPAC3の車両=7日午前10時42分ごろ、沖縄市の中城湾港新港地区

 北朝鮮のミサイル発射実験とみられる「衛星」の打ち上げに備えた航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の本島への搬入が6日に続き、7日も行われた。海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が7日午前、沖縄市の中城湾港新港地区に到着、PAC3の発射機など関連車両9台が陸揚げされた。これで県内へのPAC3搬入が全て完了した。

 7日に中城湾港に着いた車両は、午前中に航空自衛隊那覇基地と知念分屯基地へ向かった。
 防衛省によると、PAC3部隊の態勢は4月の発射時と同様で、県内は空自の那覇基地、知念分屯基地、宮古島分屯基地、石垣市の計4カ所にパトリオットを配備する。
【琉球新報電子版】