PAC3撤収 ミサイル対応、きょう完了


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海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に乗り込むPAC3関連車両=15日午前7時、石垣港

 北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射実験に備え、県内に配備された航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の本土自衛隊基地への撤収が15日、始まった。

 石垣市八島町新港地区に配備されていたPAC3は同日午前6時すぎから撤退を開始。発射機などのPAC3関連車両は、同日午前7時ごろに石垣港に入港した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に乗り込み、午前中には撤退作業が完了した。
 沖縄市の中城湾港新港地区では、空自那覇基地と知念分屯基地から移動されたPAC3が自衛隊の輸送艦に運び込まれ、同日午後に輸送艦は出港。PAC3は16日までに全て撤収する。