ジャパンカップでチヌ2尾


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 12月16日、糸満市西崎を会場に「2012シマノジャパンカップクロダイ選手権沖縄大会」が開催された。競技はチヌを優先に釣った5尾の重量を競うもので、県内から多くのチヌ(クロダイ)釣りの名手が参加した。後半戦開始10分、最初にチヌを釣ったのは昨年優勝の渡嘉敷正輝さん。潮の流れが速くなったので、0号のウキ仕掛けにガン玉を打ち、ウキを沈ませ、穂先でアタリを取って320グラムのチヌを釣り上げた。

 次にチヌを釣ったのはメガフリー沖縄に所属する神谷進さん。午前11時22分、魚のアタリはあるが、なかなかタイミングが取れないので、ガン玉を外したところ、ウキが消し込んだ。なかなかの引きでガクガクかなと思いながら、やり取りをして浮かしてみたら620グラムのチヌ。本格的にチヌ釣りを始めて約10年目で初優勝の栄冠を手に入れた。上位2人は全国大会出場権も手に入れた。

主な結果は次の通り。
▽1位=神谷進(620グラム、チヌ)
▽2位=渡嘉敷正輝(320グラム、チヌ)
▽3位=潮平寛大(1200グラム、ガーラ・ミーバイ)

 12月19日、宜野湾市真志喜にルアーショップ「Boggy(ボギー)」がオープンする。沖縄を代表するルアーマン、儀保順一さんが経営するルアー専門店。問い合わせは(電話)・FAXは098(927)7008。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

12月16日、ジャパンカップでチヌを釣り上げた渡嘉敷正輝さん(左)と神谷進さん
12月19日オープンのルアーショップ「Boggy」の店内
12月15日、西原、東浜マリンパークで50.2センチ、2.15キロのチンシラーを釣った伊波寛公さん
12月14日、嘉手納海岸で62.5センチ、3.5キロのタマンを釣った饒波春樹さん
11月17日、若狭海岸で41センチ、1キロのトカジャーを釣った松田晃さん
12月7日、前兼久漁港で2.24キロのクブシミを釣った山里涼太さん
12月9日、糸満海岸で60センチのコチを釣った當銘高昇さん
12月9日、糸満海岸で82センチの太刀魚を釣った与那嶺大樹さん
12月15日、読谷海岸でアオリイカの3.10キロを釣った仲田尚さん
12月16日、西崎で44センチ、1.28キロと40センチ、1.0キロのミナミクロダイを釣った安谷屋隆さんと宮里進さん