御万人大行動　実行委、県民結集呼び掛け

　２３日に宜野湾市で開催される「オスプレイ配備撤回！　米兵による凶悪事件糾弾！　怒りの御万人（うまんちゅ）大行動（パレード）」に向け、実行委員会共同代表団体の沖縄平和運動センターなどは２０日、県庁で会見し、集会やデモ行進の実施概要を発表した。

１万人の結集を目指しており実行委は多くの県民の参加を呼び掛けている。
　当日は午前１０時５０分から宜野湾海浜公園野外劇場でプレイベントとして音楽祭を開催し、海勢頭豊さんらが出演する。引き続き正午から開かれる集会では、各団体のあいさつやアピール文の採択などがある。
　デモ行進は午後１時開始で、同公園歓会門から普天間飛行場大山ゲート前までの約２キロを「サウンドパレード」として音楽や踊りを取り入れながら歩く。途中合流も可能という。行進後に総括集会を開く。
　実行委は公共交通機関での来場を呼び掛けている。沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は「沖縄の怒りをあらためて発信する」と述べた。
　また、実行委共同代表団体の「あらゆる基地の建設・強化に反対するネットワーク」は２０日、那覇市のパレットくもじ前で御万人大行動をＰＲするチラシを配布した。