コラソン8強進出 ハンド全日本総合選手権


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琉球コラソン―日体大 力強いシュートで得点を挙げる村山裕次=20日、大阪市中央体育館

 ハンドボールの第64回全日本総合選手権大会第2日は20日、大阪市中央体育館で2回戦を行い、琉球コラソンは31―26で日本体育大学に勝利し、準々決勝進出を決めた。

コラソンは21日、ベスト4進出をかけてトヨタ車体と準々決勝を戦う。

▽2回戦
琉球コラソン 31 17―15 26 日本体育大
          14―11

 ディフェンスが機能した琉球コラソンが、高い攻撃力を誇るインターカレッジ覇者の日体大を撃破した。水野裕紀主将は「守備がうまく粘って失点を抑えることができた」と振り返った。
 立ち上がりはリズムをつかめず、高い位置の守備も日体大の攻撃を完全に抑えることができなかった。「相手がしっかり(コラソン戦の)対策を取っていた」と水野主将。状況を打破するために、プレーヤーが横一線に並ぶ守備に変更。相手のオフェンスミスを誘い、速攻で得点を重ねた。
 水野主将は「初戦で難しい場面も多かったが勝つことができた。準々決勝も自分たちの形に持って行けばチャンスは生まれる」と力を込めた。