【中国時報】高速鉄道が26日開通 世界最長、最速


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 北京と広州を結ぶ高速鉄道が26日、開通する。全長は2298キロで、高速鉄道としては世界最長。所要時間は約8時間で、これまでの普通列車より13時間の大幅短縮を実現した。

 同鉄道は北京を出発し、華北、河南、湖北、湖南、広東を通過。邯鄲(かんたん)、鄭州、武漢、赤壁、岳陽、長沙など28の都市を経て終点広州に至る。
 中国では近年、省をまたいで通勤、行楽などを行う「振り子族」が増えており、同鉄道の開通でさらに増加することが予想されている。
 北京から広州までの所要時間は7時間59分。中国の北車公司(ほくしゃこうし)製造の車両で、最高時速は487・3キロと世界最速。
 北京と上海、武漢と広州を結ぶ路線の主要車両ともなっている。2015年に広州・香港区間が完成すれば、さらに香港まで延長される。