新華社、習氏の親しみやすさPR 家族も紹介、異例の内容


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1979年に撮影された習近平氏(新華社=共同)

  【北京共同】中国国営通信、新華社は24日までに、習近平国家副主席(共産党総書記)の人物像や経歴をさまざまな角度から紹介し、親しみやすさを訴える英文記事を配信した。
 中国では“タブー”とされていた家族に触れ、中国の国営メディアとしては異例の内容となっている。
 習氏は情報公開に積極的という清廉な姿をアピール。また、庶民的な面を強調することでこわもてイメージを払拭し、理想的な指導者像を印象付ける狙いもありそうだ。
 記事では、習氏が故習仲勲元副首相の息子でありながら姉のお下がりの服や靴を身に着け、質素な生活だったことも取り上げた。
(共同通信)