勝連双葉が優勝 古賀杯学童野球


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決勝 根差部ベースナイン―勝連双葉 3回、勝連双葉1死一塁で左翼に本塁打を放つ宮城里於=読谷村運動広場(渡慶次哲三撮影)

 学童軟式野球の第114回県大会・第29回古賀杯争奪大会(主催・県野球連盟、琉球新報社)は24日、読谷村運動広場などで決勝まで行い、勝連双葉が4―1で根差部ベースナインを破って優勝した。

一発攻勢で一気
 勝連双葉は、三回に本塁打2本。一発攻勢で一気に4点を挙げ、逃げ切った。先制の2点本塁打を放った宮城里於(りお)は、マウンドでも踏ん張った。六回まで無得点に抑える好投で、投打に活躍した。
 本来は捕手の宮城里。投手のけがもあって、今大会2度目の登板。8月の全日本大会準々決勝でも投げたが、この時は敗れ「自分が投げて負けた分をこの大会で取り戻したいと思った」という。
 蔵元孝雄監督は「走塁で勝つのが理想だが、きょうは一発で勝った。守りも良く、ピッチャーがよく投げていた」と振り返り、宮城里、準決勝で投げた花城紘人らの頑張りを勝因に挙げた。