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中学硬式野球の第11回ボーイズリーグ沖縄大会(日本少年野球連盟県支部主催、琉球新報社共催)の決勝が24日、読谷平和の森球場で行われ、枚方ボーイズ(大阪北)が7―5でうるま東ボーイズに勝利し、優勝を果たした。
枚方は二回に本塁打などで2点を先制。三回にも安打や犠飛で1点を追加した。うるま東は四回に麻生颯の適時打などで2点を返した。4点を奪われた直後の七回に長濱大幹の適時打などで3点を挙げたが、あと一歩及ばなかった。
◆最終回粘るも届かず
最終回、うるま東の粘りが光った。関西を中心に数々の大会で優勝し、今大会でも全て完封勝ちで勝ち上がってきた枚方を相手に連打で3得点。「厳しい場面を切り抜けて最後に意地を見せた」。プロ野球巨人で活躍し、現在はうるま東を率いる大野倫監督も選手の活躍に目を細めた。
六回に枚方に4点を奪われ、点差は5点。迎えた最終の七回、うるま東打線がつながった。安打でチャンスを作った1番麻生颯は「思い切り振っていった」と振り返る。投手の長濱大幹は「チームのために気持ちで打った」と二塁適時打を放った。勝利にあと一歩届かず、麻生は「楽しかったけど勝ちたかった」と悔しさをにじませる。長濱は「もっと経験を積んで、次は優勝する」と決意を込めた。