アオリイカがやってきた


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 年末になって各地から、アオリイカの釣果情報が寄せられるようになってきた。平均して釣れているのは1キロ前後だが、2キロオーバーや3キロオーバーの釣果報告も寄せられている。2キロオーバーのアオリイカのほとんどが方言で「アカイチャー」と呼ばれる種類で、一般に知られる「シルイチャー」とは区別して呼ぶ人も少なくない。

 12月23日、伊平屋在住の大西洋さん(釣りバカ会)は、昼間の1時ごろから前泊港へ、アオリイカ狙いでエギングを開始した。しばらくポイントを回っていると大きなアオリイカを数杯発見。すぐに3.5寸のエギを投げ込んでしゃくりを入れたら、竿にずっしりと重量が加わる。「ギィー、ギィー」とイカ特有の引きでラインを出していく。しばらくやり取りをして上がってきたのは3.5キロのでっかいアオリイカ。記念写真を撮ると、すぐに同じ釣りクラブの伊差川正直さんにも大型のアオリイカを釣ったと連絡を入れた。

 しばらくして、伊差川さんの1投目にもヒット。3分ほどのやり取りで上がってきたのは、大西さんのものよりも大きい4キロのアオリイカで、少し早いクリスマスプレゼントとなった。

12月23日、伊平屋前泊港で3.5キロのアオリイカを釣った大西洋さん
12月23日、伊平屋前泊港で4.0キロのアオリイカを釣った伊差川正直さん
12月22日、平安座で120センチ、21.4キロのロウニンアジを釣った真栄田武さん
12月22日、那覇一文字で49センチ、2.19キロの尾長グレを釣った喜屋武敬さん
12月22日、マリンタウンで30センチのチヌを釣った新里駿介君
12月16日、那覇一文字で40.2センチ、1.45キロのオキナメジナを釣った豊里静香さん(磯夢会)
12月16日、久米島沖で85センチ、10.2キロのカンナギを釣った小田拓さん(釣船ゆりか)
12月16日、久米島沖で85センチ、10.2キロのカンナギを釣った小田拓さん(釣船ゆりか)
12月20日、糸満釣り筏で活きエビの垂らし釣り仕掛けでミーバイ43センチ、1.3キロとコチ53センチ、0.9キロを釣った安次嶺淳さん
12月20日、北谷海岸で50センチ、1.7キロのタマンを釣った井上慎悟さん
12月20日、石垣島明石海岸で1.5キロのガサミを捕った松堂大介(チーム野蛮人)