比嘉(本部高)逃げ切りV 沖縄学生ジュニアオープンゴルフ


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最終18番ホールで、グリーンを読む比嘉一貴=中城村のオーシャンキャッスルCC(金良孝矢撮影)

 ゴルフの第4回沖縄学生ジュニアOPEN選手権は最終日の27日、中城村のオーシャンキャッスルCC(男子6350ヤード、女子5821ヤード、ともにパー71)で行われ、男子は首位から出た比嘉一貴(本部高)が78で回り、通算4オーバーの146で優勝した。

女子は初日首位の新垣比菜(具志川中)が81で回り、通算12オーバーの154で制した。

◆目標高く練習充実比嘉
 左ひざの故障で、「ショットが安定しなかった」という比嘉一貴(本部高2年)。初日はパットが好調で、ただ一人アンダーパーの68(パー71)で回ったが、最終日は7オーバー。前日の貯金で逃げ切った。
 初日は7バーディーを奪ったが、この日はゼロ。3ボギーに、ダブルボギーも2つあった。ショット、パットともに良くなかったといい、「きょうは、いいところがなかった」と振り返ったが、“我慢のゴルフ”で乗り切った。
 ことしは日本代表メンバーに選ばれた。「下手なプレーはできないと自覚し、もっと上にいこうという気持ちが強くなった。目標が大きくなり、練習も充実している」という。
 1月にはオーストラリアの2大会に出場する。来年の目標に日本アマでの勝利を挙げ、「全国と名の付く大会で優勝したい」と力を込めた。