“やんばる愛”育む ヤマ学校キャンプ、中高生が交流


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キャンプの成果をまとめる中高生=23日、国頭村安波のやんばる学びの森

 【国頭】生まれ育ったやんばるへの愛着を深めながら、中高生の交流を図ろうと、やんばるヤマ学校キャンプ(やんばる次世代プロジェクト実行委員会主催)が21~23日、国頭村のやんばる学びの森で開かれた。国頭、大宜味、東の3村から中高生46人が集まり、やんばるの自然への理解を深めた。

 キャンプには国頭、大宜味、東、有銘の4中学校と辺土名高校の生徒が参加。テント張りや夕食作り、マングローブ、水生生物の観察など多彩なプログラムが行われた。
 最終日の23日にはまとめがあり、参加した生徒が「自然は大切~自然せつ~」と題し宣言文を考案。(1)接(自然に接する。自然との接し方を考える)(2)設(自然を設ける)(3)切(自然を大切にする)(4)節(電気や木の使用を節約する)-などを掲げた。
 参加した辺土名高3年の大城途和君(18)は「やんばるの自然を大人になっても守っていきたい」と満足げに語った。