「基地問題を改善」 知事、年頭あいさつで決意


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県職員に庁内放送で年頭あいさつする仲井真知事=4日、県庁

 仲井真弘多知事は4日午前、県職員向けの庁内放送で年頭あいさつした。米軍基地問題について、「前へ前へと改良、改善に取り組む。現実を直視し、研究し、新しい政策を編み出すことを基本動作として、今年も皆さんと一緒に頑張りたい」と決意を語った。

 沖縄を取り巻く状況として「日中関係は今、最も悪い状況に陥っている。長年蓄積されてきたものに尖閣が引き金になったのだろう。ボーダーレスの時代が、逆にボーダーありの時代になっている」と懸念を示した。
 このほか、沖縄21世紀ビジョン基本計画の実現に向けて取り組むよう激励した。
【琉球新報電子版】