政治

米近辺に野戦訓練場 県内の頻度減少も米海兵隊検討

 【米ワシントン5日=松堂秀樹本紙特派員】米海兵隊が世界で唯一、北部訓練場に設置しているジャングル戦闘訓練センターを新たに建設することを検討している。海兵隊機関紙マリンコー・タイムズ(電子版)が2日に報じた。

米軍は米政府の財政難を受け、国防費削減の検討作業を進めており、同センターを米本土近くに建設することで隊員の派遣費などを抑える狙いがあるとみられる。北部訓練場と同規模の戦闘訓練施設が新設されれば、沖縄への遠征部隊や北部訓練場での訓練頻度が減る可能性もある。
 訓練センターは陸上戦闘部隊の歩兵演習や、航空部隊も参加するヘリによる救助訓練などが行われており、陸・海・空部隊の効果的な統合運用を演習面で支える施設。在沖海兵隊のほか、米本国から派遣される部隊も演習を行っている。
 マリンコー・タイムズ紙によると、海兵隊のエイモス総司令官は昨年9月にジャングル戦闘訓練が今後より重要になるとして半年以内に訓練態勢を見直すことを指示。バージニア州の訓練教育司令部で検討が進められてきた。
 同紙の取材に、同司令部のマーレイ少将は「沖縄にある既存のジャングル戦闘訓練センターにより多くの海兵隊を派遣しようとすれば経費がかさむ」と述べ、訓練施設を新設することを検討していることを明らかにした。
 新たな施設は、カリフォルニア州ブリッジポートの山岳戦闘訓練センターなどを参考にしているという。

英文へ→U.S. Marine Corps considers a new jungle warfare training facility near the United States



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