窓口の民間委託開始 南城市、印鑑登録など引き継ぎ


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窓口業務の一部を委託された、PBコミュニケーションズの社員ら=4日、南城市役所大里庁舎

 【南城】南城市(古謝景春市長)は4日から、市民課窓口業務の一部を、行政窓口代行業などを手掛けるPBコミュニケーションズ(うるま市、喜瀬剛代表取締役)に委託した。

業務の引継式が同日、同市役所大里庁舎で行われ、古謝市長らが参加した。
 同社からは約10人の社員が住民票の写し、印鑑登録証明書、住民異動届の受け付けなどの業務を行う。契約期間は2015年12月末までを予定している。
 引継式で古謝市長は「窓口に立ってからは、南城市の代表として頑張ってほしい」と激励した。喜瀬代表取締役も「子どもからお年寄り、外国人など異なる立場の方に素晴らしい公共サービスを提供してもらいたい」とあいさつした。
 窓口業務の一部民間委託は県内ではうるま市、名護市が実施している。