那覇の新たなシンボルに 市役所新庁舎落成


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 那覇市が2010年から建設を進めてきた市役所新庁舎が12月22日、落成した。

 地上12階、地下2階建てで、主な通路の段差をなくすなどバリアフリー化を図ったほか、免震構造を採用し防災面での対策を強化した。

 壁面や屋上を緑化し、各階のベランダにはブーゲンビレアなどが植えられ、成長すれば建物全体が緑に包まれるようになるという。「亜熱帯庭園都市・那覇」の新たなシンボルになりそうだ。

 新庁舎を写真で紹介する。

■円形配置 県内で初めて円形に席が配置された那覇市議会の議場。親子傍聴席も設けた=12月22日、那覇市泉崎
■ゆったり 1~3階は一部が吹き抜けになっている。3階までエスカレーターを設置、市民課や福祉関係課など市民の利用頻度が高い部署を集めた=那覇市泉崎
■シーサー再び シーサーなど旧庁舎で親しまれたモニュメントが復活した=12月22日、那覇市泉崎
■案内板 エレベーターそばに設置されたタッチパネル式の庁内情報表示板を触る市民=12月22日、那覇市泉崎
■屋内緑化 各階のベランダは緑化が行われた。植えられたブーゲンビレアなどの成長と共に、建物の雰囲気も変化していく=12月22日、那覇市泉崎