故郷の魅力 伝える企画 映画「ふるさとがえり」+ロック「おかん」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「ふるさとおかん」への意気込みを語る(前列左から)新垣朝一実行委員長、DAIさん、林弘樹監督=5日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 【沖縄】故郷の魅力や課題を描いた映画「ふるさとがえり」上映会と、関西を中心に活躍するロックバンド「おかん」のライブを合わせたイベント「ふるさとおかん」(同実行委員会主催)が2月24日午後2時半から、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれる。

新垣朝一実行委員長らは「両者に共通する『本気で生きる』というメッセージを感じてほしい」と呼び掛けた。
 5日、音市場で開かれた記者発表には「ふるさとがえり」の林弘樹監督と「おかん」のボーカルDAIさんも出席した。
 同映画は、2004年に6市町村が合併して生まれた岐阜県恵那市の市民が「心の合併プロジェクト」として約6年をかけて製作した。市民ワークショップなどを通して脚本の素案を作ったり、炊き出しをしたりするなど、延べ5万6千人の市民や市内企業が参加した。
 林監督は「この映画を通じて出会った人には『おかん』のファンが多く、不思議な縁を感じていた。この催しで新しい物語が生まれることを期待している」と話した。
 DAIさんは「この催しを自分の人生を振り返る時間にしてほしい。来場者の背中を押せるような、かけがえのないライブにしたい」と意気込みを語った。
 チケットは前売り2500円。問い合わせはkoza2@live.jp