中山さんが谷山雅計賞 ラジオCMコンテスト


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 ラジオCMの脚本を一般から募集する「100万円争奪!ラジオCMコンテスト」(文化放送主催)の審査がこのほど行われ、応募総数2万2461本の中から久米島高校3年の中山桜さんの作品が審査員賞の一つ、谷山雅計賞に選ばれた。

文化放送によると、同コンテストで高校生が受賞するのは初めて。
 関東広域圏でラジオを放送する民放ラジオ局、文化放送が同コンテストを主催。CM制作に関わるコピーライターらが審査員となって審査をした。
 中山さんは、インターホン製造・販売の会社のCMとして、「ピンポーン」の音の後に「配達でーす」や「久しぶり!ケーキ持ってきたよ」「ただいま!」などと言葉を連ね、「ピンポンという音は幸せを連れてくる」というナレーションで締めくくる脚本で受賞した。
 中山さんは「(脚本は)実際に目にした光景とイメージを混ぜ合わせながら、書いた。受賞できると思っていなかったので、うれしい。広告やメディアに興味があるので、大学でもその分野を学びたい」と語った。