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【南風原】東部消防組合消防本部(當山健消防長)が実施している普通救命講習修了者が1万人に達し、同本部が9日、南風原町兼城の南風原第二団地集会場で1万人目となった同町津嘉山の仲村キヨ子さん(74)に修了証を手渡した。
同本部では、2005年度から講習をスタート。12年4月~12月の実績では1445人が受講修了した。仲村さんは昨年12月に開催された南風原町商工会主催の定期救命講習会を受講した。
一緒に受講した地域生きがい活動のさわやか会のメンバーが見守る中、同消防の職員から仲村さんに「普通救命講習修了証 第10000号」が授与された。仲村さんは「実際に人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)の使い方などを覚えることができ勉強になった。いざという時に役立てたい」と笑顔を見せた。
同本部消防司令補の仲村等さんは「毎年2千人の受講修了を目指している。救命率の向上と安心安全なまちづくりに多くの住民に受講してもらいたい」と呼び掛けた。