山本沖縄担当相、「第2滑走路、工期短縮も検討」


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 来県中の山本一太沖縄担当相は12日、県庁で上原良幸、与世田兼稔両副知事と、県議会で喜納昌春議長と相次いで面談した。県が要望する那覇空港第2滑走路の早期整備について山本氏は「(仲井真弘多知事の要望する)5年という工期の短縮がどこまで技術的に可能か、検討したい」と述べた。

 喜納議長が普天間飛行場の県外移設と返還を求めたことに対しては、「政府全体として沖縄の理解を得る努力をする中で方向性を決めるべきだと思っている」と述べるにとどまった。
 山本氏は普天間飛行場や沖縄科学技術大学院大学などを視察し、市町村長や経済団体との懇談などをして今夜、帰任する。
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