初競り 子牛最高71万 八重山


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高値をつけ、会場が沸く八重山家畜市場=11日、石垣市の八重山家畜市場

 【八重山】2013年の牛の初競りが11日、県内の先陣を切って八重山家畜市場(石垣市)と黒島家畜市場(竹富町)で行われた。

両市場で481頭、総額1億8191万8800円の取引があった。
 子牛の平均価格は八重山家畜市場が昨年の初競りより11・7%増の41万2976円、黒島家畜市場が2・8%増の39万6014円だった。
 子牛は八重山で最高71万6100円、黒島で最高59万100円の値がついた。
 八重山家畜市場では価格が50万円以上につり上がるたびに生産者から歓声が沸き起こっていた。
 式典でJAおきなわの砂川博紀理事長は「飼料価格の高止まりで厳しい状況が続いているが、子牛価格は昨年から回復が見られ、今年も期待している」と話した。