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那覇市で開かれている囲碁の棋聖戦で来県したプロ棋士による囲碁体験教室が17日、那覇市立城南小学校(東健策校長)で開かれた。
県出身の時本壱九段と知念かおり四段のほか、高尾紳路九段、山田至宝七段が訪れ、6年生70人余に分かりやすく囲碁を教えた。
総合的学習の時間の授業として行われた。
最初に知念四段が「陣地が多い方が勝ち」などと、ルールを説明し、児童たちが2人1組になって小さい碁盤を使い対戦した。
さらに時本九段がクイズを出しながら囲碁の戦い方を説明した。
時本九段は「これをきっかけに囲碁を知ってもらい、大人になってもやってほしい。世界中に友達ができる」と児童に呼び掛けた。
児童を代表して徳松龍之介君が「囲碁のことは何も知らなかったが、プロの先生が丁寧に教えてくれてできるようになった。囲碁の奥深さも分かった」と、感想を述べた。