県議会軍特委、米軍責任者招致を確認 参考人は初


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 米兵による事件に歯止めがかからないことを受け、県議会米軍基地関係特別委員会(新垣清涼委員長)が検討している米軍責任者の招致について、県議会会派の自民党と公明党・県民会議無所属、社民・護憲ネット、県民ネット、共産党の代表は18日、招致する方針を確認した。

来週の軍特委で正式決定した上で、質問内容などを決める。
 同軍特委が米軍責任者を参考人招致すれば初。
 会派代表の話し合いでは、参考人招致は米軍へ抗議するのではなく、再発防止策とその確認体制の詳細について質問することで意見が一致した。ケネス・グラック在沖米四軍調整官と、竹内春久外務省沖縄担当大使宛てに説明者の出席を求める案が出ている。案が決定すれば、2月に招致する方向で米軍側へ打診する見通し。
 一方、会派の中で米軍から出席を断られた場合の影響について慎重に検討すべきだとの意見もあり、軍特委であらためて議論されるとみられる。