石垣でキングス熱戦再び 並里選手「いい試合見せる」


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公式戦開催に向け意欲を見せる関係者ら=15日、石垣市役所

 【石垣】3月23、24の両日、石垣市総合体育館で埼玉ブロンコスとリーグ公式戦を行うプロバスケットボールbjリーグ琉球ゴールデンキングスの安永淳一取締役、並里成選手らは15日、石垣市役所で会見し、意気込みを語った。

 キングスは昨年も石垣市で公式戦を開催しており、今回で2回目。プロスポーツ初の公式戦開催となった昨年、八重山では多くの市民らが会場を訪れ、プロの試合を楽しんだ。
 並里選手は「去年は個人的にいい部分を見せられなかったので、八重山での試合に特別な思いがある。今度はいいパフォーマンスを見せられるように頑張る」と語った。
 安永取締役は「シーズン終盤でプレーオフを見据えた大事な試合になる。変な試合はできない」と強調。「離島を含めて沖縄だ。日本最南端の公式戦には意味がある。前回で手応えを感じたので今後も八重山で試合をしたい」と述べ、八重山開催の恒例化に意欲を見せた。
 新石垣空港開港記念試合に位置付けられており、中山義隆市長は「記念の大会になる。昨年はプロの試合に感激した。今年も、多くの人に足を運んでもらいたい」と話した。
 2試合のスポンサーとなったユーグレナの永田暁彦取締役は「空港開港を盛り上げる大会にしたい。八重山からプロ選手が出るまで支援を続ける」と話した。