【中国時報】国際線、年31%増加 中部空港、台湾第3の玄関に


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 台中にある中部国際空港の香港路線利用者が昨年、延べ45万6千人を記録し、台湾―香港路線を含む海外路線の利用者数では台湾最多となったことが分かった。特に国際線利用者の成長が著しく、年間31・7%増を記録している。

 同空港の昨年の利用者総数は延べ159万2千人。うち、中台路線を除く国際線が59万9千人、中台直航便が31万4千人。総数が開港以来初めて国内線利用者を超えた。中台直航路線の成長率も一昨年比で17・69%と順調だ。
 同空港は2004年、軍民共用空港として開港。当初は運航便数が少なく運営が危ぶまれていたが、近年の中台直航便の就航などで大幅に増便。桃園空港に並ぶ台湾第3の玄関となろうとしている。利用者増に対応するため3月には国際線新ターミナルが完成する。