中部徳洲会、準V 全日本総合男子9人制バレー


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 9人制バレーボールの第82回全日本総合男子選手権大会最終日は21日、京都府のハンナリーズアリーナで決勝までを行い、県勢で第1シードの中部徳洲会病院は住友電工(大阪)に1―2で敗れ、準優勝となった。

「因縁」に敗れ3冠を逃す/中部徳洲会
 7月の全日本実業団男子選手権大会、12月の櫻田記念全日本実業団選抜男女優勝大会を制し、3タイトル制覇に王手がかかっていた中部徳洲会病院。しかし、6大会連続決勝で当たった住友電工(大阪)との「因縁の対決」に敗れ、3冠を逃した。
 序盤からリードを許し「余裕がなくなった」(金城直樹主将)。得意のはずのサーブが決まらず、第1セットを落とした。第2セットは終盤から連続得点で取り返したが、最終セットもサーブが入らず、リズムをつかめないまま敗れた。
 「いいところで1点が取れなかった」と、新城剛監督は悔やんだ。金城主将は「次の全国大会まであと半年余り。それまでにチームを盛り上げていきたい」と、気持ちを切り替えた。