沖尚、センバツ決定 5年ぶり


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 第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場校選考委員会が25日に毎日新聞大阪本社で開かれ、沖縄尚学など36校の出場が決定した。沖尚の春の選抜大会出場は、福岡ソフトバンク入りを決めた東浜巨投手を擁して2度目の優勝を果たした2008年以来。甲子園出場は沖縄高時代を含めて通算10度目(夏5回、春5回)となる。県勢の選抜大会出場は興南と嘉手納が出場し、興南が優勝した10年以来3年ぶり。

 沖尚は昨年の県秋季大会で準優勝し、第131回九州大会(12年10月27日~11月2日、長崎県)に出場。比嘉健一朗と宇良淳の両エースが安定したピッチングでゲームを作り、野手も堅い守りで援護、勝利を重ねた。決勝では最終回に5点を挙げるなど打線が粘り強さを見せ、05年春季以来の優勝を飾った。
 全国10地区の代表校が参加する第43回明治神宮野球大会では準々決勝で北照(北海道地区)に1―2で惜敗したが、九州大会優勝の活躍が順当に評価され、選抜大会出場を果たした。
 選抜大会の組み合わせ抽選会は3月15日に毎日新聞大阪本社で行われる。