上原(沖水)フライ級制す 九州高校新人ボクシング


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 ボクシングの第44回全九州高校新人大会最終日は27日、熊本県立総合体育館で各階級の決勝を行った。Aパートフライ級の上原大尊(沖水)は判定で優勝を果たし、全国選抜(3月21~24日、山梨)の出場権を獲得した。

 同じくAパート決勝に進出していたライトフライ級の比嘉大吾(宮古工)とバンタム級の新崎修平(美来工科)は準優勝だった。

右ストレートでポイント重ねる/上原、誓う全国上位
 フライ級の上原大尊(沖水)が、サウスポー相手に得意の右ストレートでポイントを重ね、九州の頂点に立った。
 1、2回は硬さから大振りが目立ったというが、3回は自分から接近戦に持ち込み、手数を出した。
 「自分の左ジャブに、相手が右フックを合わせようとしていたので、そこは警戒した。でもガードが下がり、パンチをもらった。自分の動きが良くなかった」と反省点を語る。
 昨年は準V。今回の優勝は「自信にもつながった」と話す。県選手として唯一出場する全国選抜へ「ガードを上げて、サイドへの動きができれば、上位も行けると思う」と活躍を誓った。