![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img5105d7f047dc8.jpg)
【石垣】いしがき少年少女合唱団(玉津博克団長)は昨年12月25日から1月3日までの日程で、ウィーン(オーストリア)やブダペスト(ハンガリー)を訪問する演奏旅行を行った。
異文化を体験することで世界的視野を広げることが目的。
合唱団は「八重山のわらべ歌から世界の名曲まで」を目標に練習や演奏活動を行ってきた。「外国で私たちの歌声を響かせたい」という長年の夢に向けて、2年前から育成会が資金造成を始めるなどの準備を重ねてきた。
昨年12月25日に日本を出発した合唱団は、ドバイを経由して26日にウィーンに到着。国立オペラ座など市内各地を見学した。28日にはリヒテンタール教会でコンサートを行った。
ブタペストではピアノやオーケストラのコンサートを鑑賞したほか、老人ホームを訪問してコンサートを開き、日本の歌やハンガリー語の歌を歌ったり、一緒にお手玉をしたりしてお年寄りと交流した。
30日は、ブダペスト中心部にあるイシュトヴァン大聖堂でコンサートを行い「月ぬ美しゃ」「こねまぬしゅーや」など沖縄・八重山のメロディーを三線を交えながら披露した。
1月3日に石垣島に戻った団員たちは「貴重な体験をたくさんした」「めったに行けないところで歌えてよかった」と話した。(稲福政俊)