ゴルフのダイキンオーキッドレディスアマチュア選手権大会第1日は28日、南城市の琉球GC(西―東6439ヤード、東―南6256ヤード、南―西6263ヤード、パー72)で予選ラウンドを行い、山城奈々(浦添高出)と大城美南海(玉城中―熊本国府高)が71で首位に立った。
1打差で玉寄妃那子(糸満高)と、比嘉怜羅(上山中―福島・富岡高)が3位につけ、27位タイまでの32人が決勝ラウンド進出を決めた。最終日は29日、決勝ラウンドが同会場で行われ、上位4人に本戦(3月8~10日、琉球GC)の出場権が与えられる。
序盤のつまずき修正/山城
昨年6月のプロテストで、惜しくも決勝トーナメント進出を逃した山城奈々(浦添高出)。悔しさをバネに、3バーディー、2ボギーで首位発進となった。
出だしはつまずいた。1番(パー4)はティーショットが左に曲がってしまい、ボギー。4番(パー5)もセカンドショットでバンカーにつかまり、ボギーをたたいた。
しかし「ずっとこの大会に向けて調整してきたんだ」と気合を入れ直すと、9番(パー4)でバーディー。最後も17、18番と連続バーディーで締め、トップに立った。
「ずっと練習してきて、飛距離もおよそ10ヤードは伸びた。精神的にも強くなっている」と、確かな手応えを口にする山城。「アイアンとパットが良くなかったので、きちんと修正していきたい」と意気込みを語った。
プレー安定し存在感/大城美
昨年も初日を首位で通過、本戦にも出場し活躍した大城美南海(玉城中―熊本国府高)が、1アンダーで首位につけた。
5日前に熊本から沖縄に戻ったが「病院で点滴を受けるほど体調が悪くなってしまって」。
それでも、3バーディー2ボギーと存在感を見せた。「ショットはすごく調子が良くて、ピンにからんでくれた」と、納得のプレーができたようだ。
熊本の高校に進学し、めきめきと力を付けている大城。最近は「スコアが80を超えることはほとんどない」と話し「前と比べて、大きいミスも少なくなった」と、自信をのぞかせた。目指すは2度目となる本戦出場。「いつも2日目は調子がいいので、今日よりバーディーチャンスをつくりたい。地元・玉城の試合だから頑張りたい」と気を引き締めた。
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