越来中、全国上位独占 メールコンテスト


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 【沖縄】第13回全国中学生創造ものづくり教育フェア(全日本中学校技術・家庭科研究会主催、文部科学省共催)が26、27の両日、東京都中央区の佃中学校で開かれ、メールの書き方を競う「あなたへのメールコンテスト部門」で沖縄市立越来中学校2年の奥間夢翔さんが優勝、同3年の小谷柚希さんが準優勝した。

 決勝は、いじめに悩む架空の友人への返信を課題に、会場のパソコンで受信したメールに15分で返信するという内容。相手の気持ちを受け止めているかや、文字化けをしないなどの「情報モラルへの配慮」が評価点で、奥間さんは「理屈だけでなく、感情を含め表現した」と評価された。
 大会に同行した仲里研一郎教諭は「限られた時間の中での情報活用能力が求められ、文章を完成させられない生徒もいる中で、快挙だ」と話した。